1食2,000円のチンジャオロース。興味ありませんか？

過去に中華料理のチェーン店で商品開発をしていたこともあり、今でも気が付いた頃には新しい料理の構想を頭が勝手に作り出していることがあります。今はもう飲食業界とは全く違う分野で仕事をしていますので、どれだけ新メニューの構想を練ったからといってそれが報われることは無いのですが、気が付くとそんなことをやっている自分には、当時の仕事でやり残したことや心残りのようなものがあるのかもしれません。

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しかし、勝手に頭の中に浮かんでくる新メニューの構想の中にはヒットするのではないかと思う様なものもあります。その構想の中でも一番売れると思っているメニューは、１食２０００円のチンジャオロースです。これ、興味ありませんか？

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チンジャオロースというのはピーマンと牛肉を千切りにして炒め、甘辛い味噌で味付けをしただけのとてもシンプルな中華料理なのですが、このシンプルさの中に高級感を加えるだけでとても素晴らしい料理になると思うんです。中華料理の中には定番と言われているラーメンや餃子が君臨しており、その周辺を麻婆豆腐や酢豚など個人によって好みが分かれるメニューが取り巻いています。残念ながらその取り巻きの中にすらチンジャオロースは入っていない反面、そこに高級という付加価値をつけることができれば一気に人気を上げることができると考えた末の結論なのです。

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では、どのようにして２０００円を支払うだけの価値があるチンジャオロースにするのかというと、当然のことですが使用する牛肉を最高級のものにします。できるなら有名なブランド和牛を使用するのが妥当ですが、最低でも黒毛和牛くらいは使っておきたいですね。そして使用するピーマンにおいても、宮崎県産の有機栽培された上質なものを仕入れるようにします。この条件だけでも２０００円の価格設定だと原価率は６０％を超えてリスクが高いですが、自分的には絶対に売れるメニューになると勝手に想像しています。